美術品にふさわしい空間とはなんだろうか。活力のある美術館とはどのような美術館なのか。
鑑賞空間は、そこに置かれた作品が、いきいきと躍動するものでなくてはならない。











玄関正面










外観



エントランスホール




階段ホール




主ホール


さまざまな展覧会を開ける、またあらゆる作品を展示できる空間は、現代において大切な要素である。
展示する作品に合わせてしつらえを整え、飾りたい作品のために、あらゆる要素を計算して空間を作るのである。











1階 展示室












村上華岳作品室








3階 階段ホール



2階 脇床



作品と向き合うとき、観るべきは技術ではなく、その奥に何が織り込まれているのかを観ることが重要である。
作品と対峙することのできる空間において、自分と向き合うことにより、美に対しての自分なりの”ものさし”ができるのである。













5階 光庭








光庭



茶室から光庭



書院より八坂神社



茶室









村上華岳の掛る5階茶室

















村上華岳








小展示室



山口薫作品室



美術館の役割は、それが公的であれ私的であれ、創作者の魂に触れる空間の創造にあるのだろう。魂は思想ともいえるが、鑑賞者と作品との対話が成立する場所でなければならない。つまり美術館という建物それ自体がもう一つの作品で有るべきである。












北大路魯山人 作品室











地階 作品室



階段ホール







地階 小室









設計 梶川芳友+梶川建築事務所

1981年開館











関連グッズ

何必館 美の風景 普及版 12,000円
何必館 美の風景 上装版68,000円
何必館ポストカード(8枚組) 1,500円



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